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山下湯金の関西お風呂日記

大阪在住、銭湯や温泉に週5で通う山下湯金のお風呂記録。たまに投資の話も。

高温の炭酸泉って効果あるの?大阪市平野区の松竹温泉に行ってきた。

炭酸泉こそが、最も効果のある温泉だと思っている山下湯金です。

 

炭酸泉は、二酸化炭素ガスが血管を拡張させます。結果として、同じ温度のお湯よりも湯上りのポカポカ感が持続しやすいです。

http://www.hiyori-kensetsu.jp/tansan/04.htm

↑でわかりやすく説明してるので、興味のある人はどうぞ。

 

しかし、二酸化炭素ガスは高温になればなるほど溶解しにくくなります。宮原酸素さんのHPにあったPDFファイルから引用します。(すみません、PDFへの直URLが上手く貼れなかったです。)

 

www.miyabara-sanso.jp

 

f:id:yamashitagolden:20170426210831p:plain

 

 右の図の通り、水温が40℃を超えると1000ppm以上の二酸化炭素が溶解することが不可能となります。多くの炭酸泉が38~39℃をキープしているのは、溶け込んだ二酸化炭素を逃がさないためなのです。低温でも温まれるから、ってわけではないです。

 

と、いうことは42~44℃くらいの熱めの炭酸泉って、全然効果ないんじゃないの?

そんな意味不明な炭酸泉ってあるの?

 

あるんです。

大阪市の平野区にあるんです。

松竹温泉です。

syoutikuonsen.com

地下鉄谷町線の喜連瓜破(きれうりわり)駅と出戸駅の中間地点で、どちらの駅からも徒歩10分くらいかかる微妙な場所にあります。

こんな感じで、炭酸泉を推しています。

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ロビーには炭酸泉の説明が。

f:id:yamashitagolden:20170426211504p:plain

ガス温水ヒーターコンデック??

普通の人口炭酸泉は、二酸化炭素のガスボンベから直接お湯の中に溶かし込むのですが、この大阪ガスが開発したシステムを使えば、ガス燃焼時に発生する二酸化炭素をお湯の中に溶かし込めるようです。

ようは循環式の加温装置で、燃焼ガスと戻り湯が直接熱交換する際に、二酸化炭素ガスも溶け込むよ、っていうシステムですね。

このシステムはマジで始めて見ました。もしかして大阪でもこの銭湯しか導入していないのでは?情報求む。

 

では、入浴してきたレビューを書きます。

 

まずお風呂の種類ですが、

深・浅浴槽、電気風呂、炭酸泉(寝湯)、露天薬風呂、露天打たせ湯、サウナ(100円)、水風呂

って感じです。

全体的に浴槽はそこまで大きくありません。露天風呂は2~3人、炭酸泉も2人しか入れません。小さめの銭湯ですね。

露天風呂は普通の薬湯で、天井も完全開放ではないので微妙です。

ですが、打たせ湯はかなり強めで気持ちいいです。

 

肝心の炭酸泉ですが、温度は炭酸泉とは思えないほど熱いです。42~43℃くらいでした。今回は高温の炭酸泉が本当に効果があるのかを検証するために来たので、入浴時間のほとんどを炭酸泉で過ごしました。

その結論としては、

「やっぱり高温の炭酸泉は、湯上り後のポカポカ効果が薄い!」

です。

スーパー銭湯の人口炭酸泉とか天然の炭酸温泉でいつも味わっている、あの湯上り後の感覚が全くありませんでした。

やはり高温にしてしまうと、炭酸ガスが抜けやすくなって効果が減ってしまうのではないでしょうか。

もしくは、ガス温水ヒーターコンデックのシステムでは、100~200ppmくらいしか溶け込まないのかもしれません。炭酸ガスの測定値はどこにも書いていませんでしたから、大した量は溶け込んでいないのかも。

 

とはいえこの松竹温泉、現代社会で生き残っているだけあってサービスは素晴らしいです。

ランニング銭湯にもキッチリ対応し、

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ロビーもめっちゃ広いです。

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面白いシステムを導入している銭湯なので、銭湯マニアの方は是非行ってみてください。

そして高温の炭酸泉の効果を、ご自分で確かめてみてください。