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山下湯金の関西お風呂日記

大阪在住、銭湯や温泉に週5で通う山下湯金のお風呂記録。たまに投資の話も。

【ラドン温泉】鳥取の三朝温泉に行ってきた。ラドン温泉こそ、源泉掛け流しにこだわるべきでは?

源泉掛け流しにどこまでこだわるべきか悩む、温泉好きの山下湯金です。

 

鳥取の三朝温泉に行ってきました。

倉吉駅からバスで20分くらいの温泉街です。

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spa-misasa.jp

 

三朝温泉と言えば、放射能泉として有名です。↑のサイトから引用しますが、

三朝のお湯は、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉です。 ラドンとは、ラジウムが分解されて生じる弱い放射線のこと。 体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まります。 これが自慢の『ホルミシス効果』です。

いわゆるラドン温泉ですね。

原発事故以降、やたらと叩かれる放射能を温泉に利用しているのがラドン温泉。

放射線を大量に浴びるともちろん死ぬのですが、ごく少量なら逆に新陳代謝が活発になって元気になるだろうという、かなりぶっ飛んだロジックの温泉です。

三朝に住んでる人のガン発生率が統計学的に有意なレベルで低い、みたいなデータもあるみたいですが、どうなんでしょう?

放射線はもちろん医療に使われますし、ただのトンデモではないんですが、その根拠はどこまであるのか、よくわかんないです。

 

まあ細かいことは気にせずに、温泉に入りましょう。

公衆浴場は3つ。↓は公式サイトから引用した画像です。

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 河原風呂は、↓こんな感じ。入ろうかと思ったんですが、先客が多くて今回は断念しました。

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なので、元湯である「株湯」に行ってきました。

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入浴料金300円、源泉掛け流し、元湯、もう最高の組み合わせです。

 

足湯もあるし、

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飲泉場もあります。ここの温泉は飲泉をやたらと推してきます。

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株湯の歴史は1164年から。歴史ある温泉って聞くと、それだけで有難みアップです。

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 こちらが株湯の入り口です。門松を見て頂けますとわかるとおり、私くらいの温泉狂になると、元日から温泉巡りをしてます。

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「当浴場は熱めのお湯になっております」という表記が気になりますね。しかも加水厳禁です。熱くても冷ませないので、覚悟は必要です。

ちなみに入浴料金は300円ですが、脱衣所のロッカーは100円必要で、返却されません。貴重品持って入る場合は+100円を想定しておきましょう。

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さっきの飲泉場は源泉温度38度でしたが、この株湯は45度の源泉を使ってます。株湯のすぐそばにある温泉神社と同じ源泉だと思います。↓です。

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株湯のお風呂は凄くシンプルで、源泉掛け流しの内湯が一つあるだけ。その内湯を洗い場が囲んでいるスタイルです。水風呂はもちろんなく、お風呂には加水厳禁ですから、45度近い激熱温泉に耐える必要があります。

私の場合は、30秒から1分程度入浴後、洗い場で冷水を桶にためて、それで体を冷やしてまた温泉に浸かる、というスタイルで頑張りました。

癒されるために温泉に行っているはずなのに、頑張るという意味不明なスタイルですが、それこそが温泉狂なのです。気にしないでくださいませ。

 

 

三朝温泉に行かれた際は、是非株湯に入ってほしいです。バス停から一番近い「たまわりの湯」や、各温泉旅館の日帰り温泉でもいいのですが、やはり元湯に入って、新鮮なお湯を楽しんでほしいというのが温泉好きの本音です。

 

で、ここでタイトルに戻ります。

ラドン温泉は、ラジウム226が崩壊して出来た不活性気体のラドン222から出る放射線を利用してます。ラジウム226の半減期は1000年以上ありますが、ラドン222の半減期は約3.8日とかなり短いのです。しかもラドン222は気体なので、湧き出して空気に触れた瞬間から、どんどん飛散していきます。循環させてしまうと、肝心の放射性物質であるラドン222がどんどん抜けていきます。

温泉成分にラジウムは残っていますが、ラジウムが崩壊するにはとてつもなく長い時間が必要なので、一度温泉に溶け込んだラドンが抜けてしまうと、ただのお湯になります。つまり、源泉掛け流しにこだわらなければ放射線を有効に味わえないのです。

 

当然、加水して薄めると放射線を出すラドンの絶対量が減っちゃいます。株湯が加水厳禁としているのには合理的な理由があったんですね。

 

湧き出した瞬間は透明で、酸化が進めば着色していく温泉

golden-yamashita.hatenablog.com

 こそ源泉掛け流しにこだわるべき、という考えは変わりませんが、ラドン温泉も源泉掛け流しにこだわるべきではないでしょうか?

 

 

とは言え、三朝温泉のある旅館によると

 

したがって、どんなに繰り返し旅館の温泉に入浴してもせいぜい数μSv程度の被爆と考えられます。

 

 ジェット機旅行時の被爆(高度による宇宙線の増加、ヨーロッパの往復で約70μSvとされています)などからして、三朝温泉入浴の影響は微々たるものであり、妊婦への影響を考える必要はないと思います。

 

www.misasakan.co.jp

 どれだけ入浴しても飛行機に乗るときの被ばく量以下とのこと。

うーん、ラドン温泉って本当に効果あるんでしょうか??



 

天然放射線治療の本場は、オーストリアのバドガシュタインが有名ですよね。

www.ceramic-kouseki.com

いつかここにも行ってみたいです。