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山下湯金の関西お風呂日記

大阪在住、銭湯や温泉に週5で通う山下湯金のお風呂記録。たまに投資の話も。

天然温泉が湧き出していようが、銭湯は潰れる。現代社会で銭湯を運営する厳しさを感じた。

兵庫県の篠原温泉が閉店しました。

 

源泉掛け流し温泉が楽しめる銭湯として、温泉好きの間で有名だったのですが、2017年1月29日が最終営業日となってしまいました。

 

 

いつか行きたいなーって思ってグズグズしていたらこのザマです。

 ↓の記事にどれだけ素晴らしい温泉だったか、書かれております。

www.gensenkakenagashi.net

 

御存知だとは思いますが、現代において銭湯は潰れまくりです。人口密度が高くて、銭湯を維持しやすい環境である東京・大阪でもその状況は変わりません。

銭湯に行くと、ほとんどのお客は高齢者。若い人の割合は少ないです。現代社会ではどの家庭にもお風呂があるのが普通。つまり子供の頃に銭湯に行くという経験をしないので、大人になっても当然行きません。

日本人のほとんどはお風呂好きなので、大きな浴槽でゆっくりしたいとは思っているのでしょうが、そういう時に選ばれるのは温泉やスーパー銭湯です。

羽を伸ばして現実を忘れたい、そんなときは温泉。

身近でコスパよくスッキリしたい、そんなときはスーパー銭湯。

多くの一般人にとって、銭湯の出る幕はないのです。

 

しかし、駅から近かったり、繁華街にあったり、清潔で大きな設備があったりすると、銭湯でも需要が発生します。実際に大阪で潰れている銭湯の多くは、設備とアクセスがイマイチな銭湯なのです。つまり、付加価値さえあれば銭湯でもやっていけるのです。

 

銭湯にとって最高の付加価値、それは天然温泉がわき出ていることではないでしょうか?銭湯料金で温泉が楽しめるとなると、少々アクセスが悪くてもマニアが来ますし、毎日通って健康になりたいという地元の人も取り込めます。

天然温泉さえあれば、銭湯でも安泰。

そんな私の甘い考えが砕かれました。

JRの六甲道駅と阪急の六甲駅、それぞれから徒歩10分とアクセスは微妙に悪いとは言え、天然温泉が湧き出ていているのに潰れました。

 

やはり現代社会で銭湯を経営するのは難しいです。

他にも天然温泉銭湯が多い灘区だから潰れたのかもしれませんが、温泉さえあればどうにかなる時代ではないのです。

 

将来は温泉付きの銭湯経営が出来たらなー、と漠然と考えているのですが、そう甘くは無さそうです。

 

セミリタイア系のブログやツイートを読みまくる私の真の目的は、アーリーリタイアメントではなく、温泉施設の経営。

そんな将来の夢が更に遠ざかるような悲しい閉店でした。

 

今回の閉店で学べる教訓は、

・温泉だろうと潰れるときは潰れる。グズグズしてないでさっさと入りに行け。

・○○さえあれば安泰、みたいなことはありえない。

の2つです。

 

よし、温泉に行こう。