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山下湯金の関西お風呂日記

大阪在住、銭湯や温泉に週5で通う山下湯金のお風呂記録。たまに投資の話も。

京都で天然温泉を楽しめる銭湯、天翔の湯に行ってきた。【塩素消毒・加温循環あり】

京都観光に行っても温泉のことしか考えていない山下湯金です。

京都に温泉のイメージはありますでしょうか。

 

残念ながら京都ってほとんど温泉がないんですよね。

あったとしても北部の丹後とか天橋立とか、アクセスが良くない場所ばかり。

京都中心部で天然温泉を楽しむのは難しいです。

 

ですが、京都駅から約3.5kmという立地にある「天翔の湯」という銭湯は、なんと天然温泉を使用しています。

tensyonoyu.web.fc2.com

 

天然温泉、源泉かけ流し。

この2つのワードが組み合わさると行かざるを得ませんね。

京都初の天然温泉使用銭湯というキャッチコピーにも惹かれます。

ということで実際に入浴してきました。

 

アクセスは?

京都駅から徒歩40分なので、歩いていくのはしんどいです。

阪急京都線「西京極駅」かJR「西大路駅」から徒歩10分、

もしくは京都駅から市バス33に乗って「大門町」で降りるか、どちらかです。

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駐車場付きなので、車で行くのもアリです。

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入浴料と営業時間は?

入浴料は銭湯料金の420円です。京都の銭湯なので、サウナも追加料金なしで使えます。

毎週火曜日が休みで、午後2時から深夜1時までの営業です。

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銭湯設備は?

主浴槽(深め、泡風呂)、電気風呂、ジェットバス(座り+浅)、サウナ、水風呂、水素風呂、水風呂、露天天然温泉。

となってます。

水素風呂というあんまり聞かない風呂がある以外は、普通の設備ですね。

洗い場も10個以上はあるので十分です。

サウナは湿度も温度も高めなので、短時間で汗をかけます。

ここの設備で使いにくいなと思ったのは水風呂です。やたらと深いんですよね。

京都の水風呂ってこんなもんなのでしょうか?

 

ロビーに貼ってあった水素風呂の説明を貼っておきますね。

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最近水素水が効果ないみたいに叩かれてますし、私も水素をバブリングした水に特別な効果があるとは思ってません。

ただのお風呂として楽しみましょう。

(ちなみに関西初の水素風呂はスパワールドのDr.水素なのでは?)

 

 

天然温泉は?

さて、ここからが肝心の天然温泉についての感想です。

最初に言ってしまいますが、正確には源泉かけ流しではありません。

(源泉かけ流しの定義は色々ありますが)

脱衣所の分析表に、塩素消毒して加温循環している旨が書かれています。

加水をして薄めずに供給している、ということで源泉かけ流しをうたっているようです。

正直なところ成分が濃すぎるのと、鉄臭さが激しいので、塩素消毒していることは温泉好きでも書かれてなければ気付けないのでは?と思います。

源泉かけ流し至上主義者にとって消毒+循環は許せないことなのでしょうが、その辺を気にしない人は何も考えずに楽しみましょう。

かなり珍しい泉質なのは間違いないです。

 

 

HPに成分とかは全部書いてます。

tensyonoyu.web.fc2.com

露天風呂の写真と一部テキストを引用します。

 

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源泉名 天翔の湯

泉 質 療養泉 ナトリウム-塩化物泉(純食塩泉)
(中性高張性温泉)
源泉温度 35.5℃(気温21.4℃)

湧出量 165L/min(動力)

 

露天風呂としての雰囲気はかなりいいです。

岩風呂、鉄成分が析出した岩やタイルの色合い、岩をつたってかけ流される源泉。

最高ですね。

ナトリウムー塩化物泉なので、海水系の温泉です。

京都盆地に閉じ込められた古代海水をポンプで掘り出している温泉ということですね。

源泉温度は気温21.4度の時でも35.5℃しかないので、加温は必須です。

私が行った真冬では、25~30℃くらいの冷たいお湯が流れ出ており、浴槽の底から加温されたお湯が沸きだして、浴槽全体が40℃くらいになってました。

湧き出ている源泉が冷たいのは興ざめですが、そこには目をつむりましょう。

 

成分的にはナトリウム量は海水よりもかなり少なめ。3分の1程度です。

マグネシウム量も海水の3分の1程度なのですが、カルシウム量がやたらと多いです。

海水中ですとマグネシウム:カルシウム=3:1くらいですが、

この温泉はマグネシウム:カルシウム=1:2と逆転しています。

(すべて陽イオン換算した時の話です。)

ストロンチウム、バリウム、リチウムもかなり多いです。

そして浴槽の色と、入浴した瞬間に臭いでわかると思うのですが、鉄イオンの量がかなり多いです。

古びた公園の鉄棒を握った後みたいな臭いが漂ってます。

溶存物質量13.6g/kgは伊達じゃありませんね。

 

正直なところ湯あたりがきついです。

湯あたりというのは何日も同じ温泉で療浴して体調を崩すことなので、日帰り温泉で湯あたりすることは本来有り得ないのですが、ここの温泉に関しては15分くらいでなんとも言えないダルさを感じました。

海水系の温泉はそんなに珍しくないので、これまでに沢山入浴してきました。

ナトリウム濃度が海水よりも濃い温泉にも入ったことはありますが、ここまで湯あたりしたのは初めてです。

私にはあんまり合わなかったので、再訪することはありませんが、珍しい泉質なのは間違いないです。

温泉好きの方は是非行ってみてはいかがでしょうか?

 

口コミサイトでは手放しに天然温泉かけ流しを褒めていましたが、実際は塩素消毒+加温循環です。

泉質的にも万人に合うわけではありません。

ですが貴重な京都の天然温泉であることは間違いありません。

京都中心部の観光に温泉もプラスしたい!と思ったときは天翔の湯に行きましょう。

 

湯あたりに注意して、楽しんでください!