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山下湯金の関西お風呂日記

大阪在住、銭湯や温泉に週5で通う山下湯金のお風呂記録。たまに投資の話も。

年収500万円の独身会社員がiDeCoに加入するのをやめたわけ

個人型確定拠出年金のiDeCoがついに全国民に解放されます。

 

今までは企業年金(厚生年金も含む)がある会社員は加入出来ませんでしたが、2017年の1月から誰でも加入できるようになったのです。

とは言え、企業年金がある会社員の毎月の積立可能額は12,000円。年間で144,000円だけです。

年収500万円の私の場合の節税額は、住民税と所得税の税率が合計20%として計算すると28,800円です。

つまり115,200円の投資で144,000円分の資産を買えるということ。

 

こう聞くとメチャクチャお得に聞こえますが、いくつか落とし穴がありそうな制度です。

 

受け取り時に税金がかかる

 

そもそもこの確定拠出年金は60歳まで受け取れない、ということで税制上の優遇を受けています。

受け取り時には退職金と同様に一定額までなら税金が免除になります。

30年勤務したとすると、退職金の控除枠は1500万円です。

年間144,000円の投資を30年続けると、432万円分になります。

ドルコスト平均法で低コストインデックスファンドを買い続けることになるので、値上がりして500万円くらいを想定した方がいいかもしれません。

iDeCoの受け取りと退職金の受け取りの控除は同じ枠なので、退職金が1000万円を超えてくると、税金がかかってしまいます。

例えば、30年勤務とiDeCo投資を30年続けたとして、退職金が1500万円、iDeCoが500万円とすると、

(2000万円-1500万円)×0.5X0.1-9.75万円=152,500円

が課税されます。

iDeCoでの合計節税金額は、28,800円×30年=864,000円です。

 

この計算だと70万円以上お得ですが、iDeCoには色んな手数料がかかるのです。

 

iDeCoの手数料

 

加入時の手数料2,777円。

年金基金と銀行への手数料が毎月167円。

(証券会社は10万円以上の投資で手数料無料になるところが多いので、0円としています。)

受け取り時の手数料432円。

30年分を合計すると63,329円。

 

ということは、30年間資産を預けっぱなしにして64万円くらい得する制度のようです。

ということは年間約2万円得するようですね。

資産の流動性という最大のメリットを手放してまで、得るべきなのでしょうか?

 

積立金額の約1%を毎年税金として徴収する特別法人税が完全に撤廃されたわけではない(平成28年度3月末まで凍結中、ただし復活する可能性はほぼゼロ)し、今後の働き方がどうなるかもわからないし、今飛びつくのは微妙な制度だなと言うのが正直なところです。

 

とりあえず、特別法人税が凍結じゃなくて撤廃になるかどうかまでは様子見ですね。

今後税制がどう変わるかわからないし、低コストインデックスファンドはどんどん出てきているし、自分で運用した方がいいんじゃないのかな、とさえ思います。

この手の制度はどんどん改悪されていきますからね。

今後退職金を受け取れる人が少数派になってくると、控除枠なんかも縮小されるのは必至でしょう。

折角30年かけて節税した分を、結局受け取り時に徴税されるような仕組みになりそうな気します。

 

 

 

以下は参考にしたサイトです。

www.survive-m.com

zuuonline.com

 

著者の資産700万円について、内訳はこちら。

golden-yamashita.hatenablog.com